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ぶどうの枝と樹皮をはがされた幹

山梨県で“御坂町(みさかちょう)”といえば…とにかく桃とぶどう。

今は旧一宮町と旧御坂町が合併し「笛吹市」となりました。

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選定するときはこう!

その旧御坂町の小沢農園さんのぶどう畑では剪定が終わり、今は古い樹皮を剥がしたりと、もう今年のぶどうの準備が始まっています。

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吸い上げた水の行き先はまたその土

お話を聞いていたら…「雨か?!」と思うくらい上から雫がぽたぽた落ちてきました。

なんと雨ではなく、ぶどうの木が吸い上げた水が、剪定した枝先や、早く芽吹かせるためにつけた傷から次々に落ちて来ているのだそうです。

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太い枝がぐるぐる巻に。窮屈そうですが、これも大切なことなんです

ほかにも大きくしたくないい枝やその方向に伸ばしたくない枝には針金を巻くなど、まだまだぶどうの下準備は終わりません。

 

ふと隣の桃畑を見ると、固い芽の先が赤いものがたくさんあります。

もう桃の花の時期。

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つぼみの先が赤くなってきています

 

またここ数日でちょっと寒くなってしまいましたので咲くのは若干伸びそうですが、ここまでになっていたらもうすぐです。

今年伸びた若い枝まで赤く染まっています。木が全身を濃桃色で染めて満開の春を迎えるのですね。